雲仙山 満明寺

本堂外観

 大宝元年(701年)に行基菩薩が開山。最盛期には僧坊約1,000余りに達し、「西の高野山」と呼ばれていました。

 大仏像

 堂内には「雲仙大仏」と呼ばれ、高さ5mの金色に輝く純金箔のお釈迦様が温泉街を見守るように鎮座しています。九州三十三観音の第二十三番札所であり、境内には、ぼけ封じ観音様やお不動さん、ミニ四国八十八ヶ所があります。

 ミニ四国八十八ヶ所

 ミニ四国八十八ヶ所は、満明寺境内から本堂裏をぐるっと囲むように四国八十八ヶ所霊場の各本尊様が並んでおり、15分ほどでお参りができます。昭和36年に先々代住職宥定和尚が四国八十八ヶ所を徒歩で巡礼した際に各寺院のお砂をいただき、ここの各本尊像の土台の下に埋めてあります。四国にお参りできない方も、ここにお参りすることで、同様のご利益があるといわれています。

梵鐘

 高野山開創1200年事業として2015年に落慶された梵鐘は、どなたでも自由に撞いていただけます。雲仙温泉街に鐘の音を響かせたことを証明する幕を新たに設置。記念撮影をしていただけます。